出版社/著者からの内容紹介
「この地上で、私は買い出しほど、好きな仕事はない」という著者は、文壇随一の名コック。日本はおろか、世界中の市場を買いあさり、材料を生かした豪快な料理九十二種を紹介する「美味求真」の快著。
著者について
檀 一雄(だん かずお)
1912年、山梨県生まれ。東京大学経済学部卒業。在学中に発表した「此家の性格」で文壇に登場。太宰治、坂口安吾らともに文学活動を始める。1937年、処女作品集『花筐』を刊行後応召。戦後も中国を放浪した。1950年、『リツ子・その愛』『リツ子・その死』で文壇復帰。1951年、『長恨歌』『真説石川五右衛門』で第24回直木賞、1976年、自分をモデルとした『火宅の人』で読売文学賞、日本文学賞を受賞。同年(享年64歳)死去。