日本政府の疑問が2時間でわかる本

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価格:¥ 473
河出書房新社


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■ 内容紹介

出版社/著者からの内容紹介
 電話帳にも載ってない日本政府ってどこにある? 「首相」と「大統領」はどう違う?…内閣の疑問から地方行政の内幕まで、謎だらけの政府の実態が今、明らかになる!


抄録(「電子書店パピレス」より)
   エラいはずの総理大臣の意見がなぜ尊重されない?

 小泉首相は、就任当初から「構造改革なくして景気回復なし」ようげんと揚言してきた。しかし、そのわりには特殊法人をはじめとする諸改革は遅々として進んでいない。
 その理由には、よく「抵抗勢力」の存在があげられる。族議員など、自民党内の抵抗勢力が改革に反対するため、小泉首相の思うような改革が進まないというのだ。
 ところが、首相といえば自民党総裁を兼ね、内閣でも与党でも、もっともエラい人のはずである。総理大臣が「内閣の首長」であることは、憲法第66条に明記されている。それなのに、首相はなぜ自分の基本的な意思すら、通すことができないのだろうか。
 その理由のひとつは、「国益」よりも「省益」中心に考える大臣が多いことがある。内閣を構成する各省庁の大臣には、それぞれの省庁の長である「行政大臣」としての役割があるいっぽう、国政全体を考える「国務大臣」としての役割があるのだが、日本の大臣たちは、国務大臣としてより、まず行政大臣としてふるまうことが多いのだ。ばっぽん
 そのため、「国全体にとっては、抜本的な行政改革が必要である」と思っていても、「自分の省庁の不利益になることはしたくない」という思いが先に立つのである。閣議決定は全員一致が原則であり、大臣の誰かが省益優先の立場から反対すれば、首相は大臣を辞めさせないかぎり、その案件を通すことはできないのだ。
 むろん、大臣たちが国益より省益を優先させる裏には、官庁プロパーである官僚たちの思惑が隠されている。官僚にとって何よりも大事なのは「組織の防衛」であり、自省の不利益になる改革にはすべて反対する。とくに、日本の場合、大臣の任期が短いため、大臣たちは実務にかんする知識がとぼしく、仕事を進めるには官僚の協力が不可欠になる。そこで、官僚たちのおもわく思惑に抗しきれなくなるのだ。
 さらに、そこに各省の利権に巣食う族議員がからんでくる。彼らが「そんな法案、与党は絶対に認めない」「国会に提出しても廃案になるだけだ」とすごみ、改革をつぶそうとするのだ。その典型が道路公団の民営化問題である。
 そんなわけで、小泉首相がいかに旗を振ろうとも、改革は遅々として進まないわけである。

   「首相の女房役」といわれる内閣官房長官のお仕事とは?

 内閣官房長官は、よく「内閣の番頭」「首相の女房役」とよばれる。じっさい、その名にたがわず、内閣官房長官は内閣のなかで独特の地位を占めている。
 そもそも、「内閣官房」とは、閣議事項の整理や事務をつかさどる内閣の補助機関のこと。そのトップが内閣官房長官なのだが、その役割はたんなる事務や補助にとどまらない。
 まず、内閣官房長官の重要な仕事のひとつには、内閣のスポークスマンとしての役割である。毎日2回の定例記者会見をこんだんおこない、夕方には記者たちを集めて懇談(ブリーフィング)をおこなう。新聞には、「政府首脳筋によると……」という表現がよくでてくるが、これは内閣官房長官がブリーフィングで発言した内容であることが多い。
 正式の会見ではないために、官房長官と特定するのではなく、「政府首脳」とボカすのが、日本の政治報道の“お約束”になっているのだ。もっとも、関係者は全員、官房長官の発言とわかっている。
 官房長官のもうひとつの重要な役割は、与党との連絡調整である。政府の代表として与党の幹事長や政調会長らと会い、政策や政治日程の調整をおこなう。
 また、官房長官には、国政の重要課題について企画立案したくだり、省庁間で調整のつかない問題について最終裁定を下すといった仕事もある。
 内閣の“財布”を握っているのも、官房長官である。内閣官房には、毎年「内閣官房報償費」とよばれる領収書のいらない予算がつく。いわゆる官房機密費である。この資金の使い道を決めるのが、官房長官。内閣官房室の金庫には、つねに億単位の現金が用意されていて、つかいたいときにすぐつかうことができる。
 家庭の財布を主婦が握っているように、官房長官は首相の“女房役”として、しっかり内閣の財布を握っているわけである。


著者について
 博学こだわり倶楽部(はくがくこだわりくらぶ)
 互いの知識を競いあう、驚くほどの博学集団。メンバーは、常人が気にもとめない世の森羅万象にこだわり、その解明のために東奔西走して追究する。著者には、『ネコに遊んでもらう本(1)(2)(3)』『イヌに遊んでもらう本(1)(2)(3)』『雑学王 話のネタ300連発(1)(2)』『かなりHな大疑問』『かなりHな博学知識』『かなりHな心理学』『ハムスターに遊んでもらう本』『この言葉の違いを言えますか?』『確実に勝者になれる本』(小社刊)などがある。

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「日本政府の疑問が2時間でわかる本」紹介ページの最終更新日時
2005年10月24日 17:51:45
ID:454
※実際の販売・ダウンロードは『電子書籍パピレス』にて行われます。