出版社/著者からの内容紹介
「我々には野心はないが、脅威を取り除くことがこの戦いの目的。世界の人々に自由をもたらすのがこの戦いだ」──。
2003年3月20日、ブッシュ米大統領のテレビ演説で始まったイラク戦争は、開戦から約3週間後の4月9日、バグダッド中心広場のフセイン大統領の銅像が市民と米軍によって引き倒されるという劇的なシーンで幕切れを迎えた(米国による戦闘終結宣言は5月1日)。これで、イラクで1979年以来続いていたフセイン体制による恐怖支配に終止符が打たれた。だが、今回の国連安保理決議なしでの米英の先制攻撃は、今回の戦争に対する正当性の有無や国連の存在意義など、さまざまな問題を我々に投げかけている。
本書は、毎日新聞の特派員らが見たイラク戦争の開戦からフセイン体制崩壊までの動きを、多種多彩な視点からの解説、ルポを盛り込んでリポート。膨大な記事を読みやすく時系列、項目別に編集した。