そんな言葉づかいでは恥をかく

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価格:¥ 473
河出書房新社


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■ 内容紹介

出版社/著者からの内容紹介
 あなたの評価をガクンと落とし、トラブルの元になりかねない日本語の誤解、うっかりミス、敬語知らず……。「恥じかいちゃった」では済まないこの大問題に足をすくわれないようにお勉強しましょう。
 今大人気、「常識知らず」といわれないための日本語をきちんと磨くお勉強本、遂に登場!


抄録(「電子書店パピレス」より)
  「私では役不足ですが……」――こんなこと言う人は相当な自信家

 新入社員のころは、まずこうしたセリフを口にすることはないだろうが、入社して二〜三年すると、責任ある仕事を任されたり、ちょっとしたポストが与えられることもあるだろう。
 そんなとき、謙遜《けんそん》したつもりで、
「私には役不足で……」
 と言っては大変である。
 本人は「その役をまっとうするには自分の力が足りない」というつもりでこう言ったのかもしれないが、それを言うなら、
「私には力不足で……」
 と言わなければならない。
「役不足」とは、実力に比べて与えられた役が不足しているという意味で、「私には役不足で……」と言えば、「その程度の仕事やポストでは不満だ」という意味になるからだ。
 じっさいにそう思ったとしても、少なくとも自分から口にする言葉ではない。


著者について
 日本語倶楽部(にほんごくらぶ)
 日本語に関して、語源、字源、漢字、流行語などさまざまな興味深いテーマを、日夜研究・発表しているグループ学会にはできないユニークな研究を、特定の学説にはとらわれない柔軟な発想でおこなうことを目標とするウィットあふれる集団。著者には、『日本語の謎にズバリ!答える本(1)(2)』『面白漢字パズル』『漢和辞典の楽しい読み方』『知れば知るほど面白い』シリーズの『語源』『漢字の謎』『ことわざ』(小社刊)

■ インデックス

いま一度、あなたの日本語再チェック●まえがき


一章 「私では役不足ですが……」と言う人は相当な自信家?!
――上司があきれ返る日本語
 「いま、行きます」反感を買う、ぶっきらぼうな物言い
 「私では役不足ですが……」こんなこと言う人は相当な自信家
 「課長、知ってますか?」知らなかったら文句ある?
 「課長は存じていらっしゃいますか?」日本語が破綻してますよ!
 「私の説明がおわかりですか?」自分の能力が疑われているととられかねない
 「見積書を持ってきました」一見正しい丁寧語のようだが……
 「課長、この件はどうしましょうか」それがものを尋ねる態度か?
 「この書類を部長に見せてください」もっと謙虚にお願いできないのか?
 「例の企画書、どうなってます?」上司への催促は言葉を選んで!
 「さっきの書類、見ていただけましたでしょうか?」職場での会話にふさわしい言葉づかいとは
 「企画書ができたので、見てください」それが目上に対する頼み方か?
 「課長が拝見された書類は……」尊敬と謙譲が混乱すると、さあ大変
 「いま、課長が言ったように」社内と社外で表現の使い分けに注意が必要
 「課長がご説明してくださった」謙譲語と尊敬語がまざってしまった悪例
 「社長が申されたように……」エッヘン、私がおっしゃろう……
 「課長がご説明いたされる」間違った敬語ではとんだ恥をかく
 「社長がお話しになられる」緊張するのもわかるけど……
 「課長、明日は何時にしますか?」上司を不愉快にさせる、強すぎる物言い
 「明日の2時はどうかと言ってますけど、どうします?」これでは社会人としての自覚なし
 「課長、そろそろ参りましょう」部下としての心づかいが足りないのでは
 「部長、ご一緒しましょう」丁寧に言ったつもりが怒られてしまうワケ
 「課長、準備は結構でしょうか?」何と答えるべきか課長は困惑する?!
 「課長、いま、いいですか?」つい、こう言ってしまうが……
 「見させていただきます」しつこすぎると聞き苦しくなるいっぽう
 「課長、部長がお呼びしています」うっかり、こんな言い方していないか
 「部長、課長はこう言ってましたけど」たった一言で信用を失いかねない
 「課長が『君から伝えるように』とおっしゃいました」気配りが中途半端なんじゃない?
 「わかりました」なまいきだと思われかねない理由
 「したがいまして……と思うしだいです」無用な敬語は逆効果だ
 「課長みたく……」学生気分がぬけない甘ちゃん社員とバカにされる
 「もう、お耳にはいっていると思いますが……」丁寧に言ったつもりだろうが、こんな言い回しはない!
 「課長、ご苦労さまです」ねぎらったつもりが不遜な印象を与えかねない
 「書類をご覧になりながら、聞いてください」よりスマートな敬語にするには


二章 2階受付でうかがってください」のどこが間違いか
――お客様が怒りだす日本語
 「田中という方がお見えです」これじゃ上司の面目まる潰れだ
 「あの人が林さんです」あの人よばわりはないんじゃない?
 「2階受付でうかがってください」どこが間違いかわかりますか
 「アポはお取りですか?」もし大切なお得意様だったら大変!
 「係の者からいただいてください」よほど偉い「係の者」にちがいない
 「営業部のどなたをお呼びしましょうか」新入社員が陥りがちな初歩的ミス
 「いま部長がいらっしゃいますので、少々お待ちください」こうまで言われる部長は幸せ者?
 「こちら、山田課長でございます」もし来客に上司をこう引き合わせたら?
 「お力になってください」これじゃ、断られてもしようがない
 「部長の佐藤様はおられますか」居留守をつかわれても文句いえない
 「山田課長はいらっしゃいますか?」もう一歩で完璧なのだが…
 「確かに課長に申し上げておきます」この人ではきっと正確には伝わらないだろう
 「課長がよろしくとおっしゃってました」こんな部下をもった課長がかわいそうだ
 「私がもらいに行きます」いったい何様のつもりだ!
 「ウチでは……」取り引き相手がこう言ったらあなたは信用できますか?
 「わが社の部長はこう申しておりました」よほど自慢の会社のようだ
 「おたくの会社では……」“おたく”と言われた方の身になって考えてみよう
 「課長、○○商事の田中様が来ました」あなたの敬意はしり切れトンボ
 「あなたのご住所とお名前をご記入ください」お客様に対してなれなれしすぎる
 「課長からことづてを仰せつかって参りました」大仰な言葉の落とし穴
 「営業部はどっちでしょうか?」はいあっちです……
 「今度、また来ます」勝手に来られても困ってしまう
 「あした、また参ります」知っていなければならないビジネス社会での定番表現とは
 「山田課長に渡してくれませんか?」ものを頼む態度になっていない
 「B社の佐藤部長をお連れしました」まるで連行されてきたみたいだ
 「近いうちにお会いできないでしょうか」もうちょっとの工夫で人間関係が円滑になる
とんだ大恥の日本語●婚礼編


三章 「お声が聞き取りにくい」のは相手のせい?
――電話の相手がムッとする日本語
 「ちょっとお待ちください」いささかなれなれしいのでは?
 「はい、わかりました」顔が見えないだけに最上級の敬意を
 「わかりません」投げやりな印象を与える
 「山田はいま都合が悪いんですが…」山田さんは何をしているのだろう……
 「ちょっと、お声が聞き取りにくいのですが…」それは電話相手のせい?
 「戻りましたら、電話させます」多くの人が使っているが、ちょっと待て!
 「山田はお休みをとってます」どこがおかしいかおわかりですか?
 「課長は20日まで会社にはまいりません」20日はいるのかいないのか?
 「私でよければ……」あと一歩の気配りが必要だ
 「こっちから連絡します」社会にでたら学生言葉は通じない
 「山田様はいらっしゃられますか?」敬語の重ねすぎで間違った日本語に……
 「その件は、誰が受けましたでしょうか?」こんな場合に覚えておきたいビジネス敬語とは
 「わたくしは、山田と申します」もし面識のある人に使ったら……
 「さっそくですが…」相手の都合に配慮するには
 「もしもし、加藤です」ビジネスでは不用な常套句
 「課長はご在宅でしょうか?」自宅に仕事の電話をかける際のマナー
 「課長、ご自宅からお電話です」何でも正直に伝えればいいというものではない


四章 「どうも申し訳ありません」では軽すぎる
――誠意を疑われる謝罪の日本語
 「すいませんでした」社会人の謝罪にはふさわしくない
 「どうも申し訳ありません」そんなおわびでは軽すぎる
 「お受けできません」正しい「NO」の言い方とは
 「道路が大変渋滞しておりまして」社会人としては通用しない言い訳だ
 「いま在庫を切らしておりまして」こんな言い方では二度と注文がこなくなるかも?!
 「課長は出ちゃってるんですけど」これじゃ上司はおちおち外出もできない
 「課長、あの書類、明日までには間に合いそうにないんですけど」納期に遅れた場合、どう謝るべきか?
 「言い忘れましたが」こういうときの定番表現を覚えておこう
 「おわかりにくいですか」わかりにくいのはその話し方のせいです?!
 「あのう、山田様でいらっしゃいますか」唐突にならない尋ね方とは?
 「あのう、お名前の読み方は……」敬意を払いつつ、ハッキリ尋ねるための言葉づかい
 「失礼ですが、お名前を教えてください」とっさの一言があなたの評価を決める
 「もう一度、お名前をおっしゃっていただけますでしょうか」こんなときには機転をきかせて……
 「お待たせしてすみません」恐縮している気持ちをどうやって言葉にするか
 「すみませんが田中課長はいらっしゃいますか」軽いおわびの定番表現とは
 「すいません課長、田中さんから電話が入っていますが…」来客中の上司に電話を取り次ぐ時は……
とんだ大恥の日本語●葬礼編


五章 「どうぞご出席してください」が乱暴な理由とは
――礼を失した社交の日本語
 「部長はゴルフをおやりになるとか」おやりになるとはハレンチな!
 「課長の家に呼ばれた」嫌ならいいよ、こなくても……
 「課長、お先に帰ります」残業している上司に敬意を!
 「お、いいですねえ」上司に誘われた時こう言ってないか?
 「部長は来られないらしい」敬語のつもりが誤解を呼ぶ
 「課長、ビールでいいですか」会社を離れても、上司には敬意を払うのが当然
 「お食べください」これでは“ボキャ貧”と笑われる
 「先生、どうぞご出席してください」これでは出席したくなくなる
 「盛大なパーティーですね」何か一言、忘れていませんか?
 「タクシーがお待ちになっています」早く帰れと急かしているのか
 「兄貴の結婚式がありますので…」ずいぶん立派なお兄様なのでしょう……
 「今日はお休みさせてください」丁寧に言ったつもりが恥をかく代表例
 「今晩は、ちょっと都合が悪いんですけど…」上司のお誘いを丁重に断るには
 「嫌です」これではまるで子供の断り方だ
 「奥様はお元気でございますか」これでは奥様を人扱いしていない
 「奥様に差し上げてください」もしかして下心でもあるの?
 「つまらないものですが……」どうせくれるなら面白いものちょうだい!


六章 「とり急ぎお返事まで」では、まだ“仮免”社会人
――失笑を買う手紙の日本語
 「○○製鉄御中」小さな手抜きがのちのち大損につながる
 「○○(株)御中」相手の名前を省略するのは失礼
 「○○会社御中 山田様」“過ぎたるはなお及ばざるがごとし”の典型
 「山田太郎殿」無知か、傲慢さの証明か
 「拝啓……草々」頭でっかち尻すぼみになっていないか?
 「かしこ」女性だからといっていつでも使えるわけではない
 「前略 陽春の候となりました」なんとも支離滅裂な書き出しだ!
 「前略 このたびは突然のご不幸……」突然のお悔やみの手紙、書き出しはどうする?
 「会員各位様」“蛇足”はあなたの無知をさらけだす
 「ご出席 御芳名田中一郎」自分で自分に敬意を表することになる
 「厚くおわびいたします」どうやら頭を下げる気などまったくないらしい
 「弊社では……」へりくだりすぎて、印象を悪くする
 「あなた様の〜」ビジネスレターでは避けたい相手の呼び方
 「私は、以前から加藤様を……」相手を立てるちょっとしたテクニック
 「早々と賀状をいただき……」正月前に届いちゃったのかしら?
 「追伸……」軽い気持で多用していないか
 「とり急ぎお返事まで」これではまだ“仮免”社会人
 「まずはとりあえず右お礼まで」よほどあわてていたのだろうか……
 「皆さんによろしく」せっかく書いた一言なら、気を抜かずにしっかり……
 「ご拝読くださいますよう……」意味を考えないから間違える
 「書類をご持参ください」こんな無礼は許されない!
参考文献

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「そんな言葉づかいでは恥をかく」紹介ページの最終更新日時
2005年10月24日 17:51:39
ID:250
※実際の販売・ダウンロードは『電子書籍パピレス』にて行われます。