出版社/著者からの内容紹介
まもなく国家殲滅型の最終戦争が起こり、その後に絶対平和が到来する。太平洋戦争前夜、戦史研究と日蓮信仰から生まれたこの特異な予見は、満州事変を主導し日本の運命を変えた。陸軍の異端児は何を語ろうとしたのか。
著者について
石原 莞爾(いしはら かんじ)
(1889──1949)
山形県生まれ。陸軍大学卒業。陸大教官などを経て関東軍参謀。欧州戦史研究と日蓮信仰から、日本を世界の盟主にとの使命感を得、世界最終戦争論を樹立。その第一段階として、満州事変を主導した。参謀本部作戦課長時代、満州国と一体となった総力戦体制ができていないと日中戦争不拡大を主張。東条英機と衝突し、第16師団長を罷免され予備役となる。その後東亜連盟を指導。敗戦後は全面的武力放棄を唱え、故郷で開拓生活を送った。
第一部 最終戦争論
第一章 戦争史の大観
第一節 決戦戦争と持久戦争
第二節 古代および中世
第三節 文芸復興
第四節 フランス革命
第五節 第一次欧州大戦
第六節 第二次欧州大戦
第二章 最終戦争
第三章 世界の統一
第四章 昭和維新
第五章 仏教の予言
第六章 結 び
第二部 「最終戦争論」に関する質疑回答