出版社/著者からの内容紹介
金をかけて構築したEC(電子商取引)サイトが必ず成功するとはいえない。システム投資を小さくするために,電子モールやASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)の利用,社員による手作業などを組み合わせて立ち上げたBtoC(企業対消費者)のECサイトにもチャンスはある。
実際,電子モールを中心に月額3億円程度を売り上げるノジマ,自社開発したWebシステムと手作業の処理を組み合わせて月額4000万円前後の売り上げを出しているジャパンツアーシステム,ASPを利用して月額2500万〜3000万円を売り上げているバンダイなど,成功事例が多数出てきている。全18ページ。(日経インターネットテクノロジー・2001/3月号)
抄録(「電子書店パピレス」より)
第1部 低コストで始める
企業がECに参入する際,頭を悩ませるのがサイトの構築費用。1からシステムを立ち上げる場合,開発費が1億円以上になることもある。システム開発に多額の出資をするよりも,ASPサービスや電子モールを利用する,必要な部分だけをシステム化し,残りは手作業で処理するといったやり方が効果を上げることも多い。そうした方法を使い,数十万〜100万円前後の投資で立ち上げたECサイトでも,成功すれば月額1億円以上を売り上げることも夢ではない。
第2部 成功サイトに学ぶ
ECサイトの構築方法は多い。すべてスクラッチで作るという選択肢から,電子モールを利用するという選択肢まで様々ある。基本的に金をかければ作り込み度の高いシステムは実現するが,それがECサイトの売り上げに結びつくとは限らない。システム構築に金をかけなくても成功する可能性はある。実際に,可能な部分を人手で処理するようにしたり,電子モールやASPなどのサービスを利用するなどしてサイト構築のコストを押さえ,成功した事例もある。
第3部 ASPの選び方・使い方
EC向けASPサービスをうまく利用することで,安価に短期間にECサービスを立ち上げることが可能になる。EC向けASPサービスはフロントエンドとバックエンドの両方の機能を提供するオールイン・ワン型と,バックエンド機能だけを提供するバックエンド型がある。両者とも,配送業務や問い合わせを受け付けるサポート・センターの代行なども併せて請け負うサービスが増えている。各サービスの管理方法やサポート・レベルを把握し,目的に合うサービスを選ぶことが必要だ。
著者について
日経インターネットテクノロジー
WebサイトやECサイトなどのインターネット関連システムを構築・運用する人に向けた実用情報誌。パフォーマンスの高いWebサイトの作り方,ウイルスやクラッキングから自社システムを守るセキュリティ対策,安くて高速な企業向けインターネット接続サービスの選び方など,最新トレンドと技術/製品情報を提供している。