出版社/著者からの内容紹介
【顧客を『集める』『つかむ』『離さない』販促メール活用術】では、メールマガジンを販促手段としている企業・商店にお話を伺いその方法論を探る「メールマガジン活用事例」、メールを販促ツールとして活用するノウハウ・TIPSについて説明する「メール販促TIPS」、メールマガジン発行に関して実施された調査の結果を報告し分析する「詳細リポート」など、SOHO・中小事業に携わる方が即戦力として活用できるメールマーケティング手法を、わかりやすく読者の皆様にご紹介いたします。今回はバックナンバーとしてVol.13〜Vol.16を掲載。
抄録(「電子書店パピレス」より)
メールマガジンのコンテンツを考える場合に「読者からの投稿」などをあてにしてコーナーを企画している例も良く見られる。メールを媒介しているために「読者さんも気軽に参加してくれるだろう」と軽く考えてしまいがちなのだ。発行者となれば理解できる事ではあるが、このような読者の投稿と言うものは、何らかの仕掛け・読者へのメリットが無ければ決して集められるものではない。
投稿募集内容の例としては、お酒の販売を目的とするなら
「あなたのお酒の席での失敗談を教えてください」
「酔うと出てしまうこんなクセ」
「お好きなビールの銘柄アンケートとその理由」
などの投稿が集められれば、既存のメルマガ読者にとっても楽しいコンテンツとなり得るし、それが弾みとなって感想・追加の投稿などが発生しやすくなる。自分の投稿が掲載されるかもしれない、という心理が働き、継続購読もしてもらいやすくなる。
しかしこのような貴重な意見というものは簡単に手に入るものではない。読者数が集まったと思った後であっても、投稿するという事は読者にとっては敷居が高い行為なのである。比較的賑わっているコミュニティー(発言者の多いML、掲示板など)を持っているならば、これらの発言は放っておいても手に入るかもしれない。しかしそれだけのコミュニティーを作り上げるには時間もかかり、管理・運営も大変な作業となってしまう。
やはり中身のある読者投稿を集めるためには「採用者にはプレゼントを与える」といったようなインセンティブを用意して、十分にそれを告知しておく必要性があるのだ。これを怠ると多くの意見を寄せてもらうこともできず、実のある内容のものも集まりにくいのが実際であると言えるのだ。
その際に気を付けなくてはいけないのは、コメント提供者が他所から内容を盗用して著作権侵害とならないようにすることである。盗用問題が発生しやすい内容とは
・○○を使ったレシピ募集
・○○をお題とした川柳募集
・○○に関する裏技募集
これらの内容はインターネット上で発表されているものが多く、簡単に盗作ができてしまう。優れた投稿があった、と当選作品として発表したら全く同じ内容のものが他サイトに掲載してあった、といった事態が発生しやすい。テレビ番組・書籍からの盗用なども考えられ、読者の方からの情報によって盗用が発覚して当選を取り消さなくてはならなくなる、なども比較的多い。
投稿者の悪意の有無に関わらず、大きな問題に発展することでもあるので、十分に気をつける必要がある。